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特定の花の花粉アレルギー

小学校ではたくさんの子どもが集団生活をします。
また低学年だとまだアレルギーが残っている子どもも多く、保護者や担任は気を配る必要があります。
たとえば食物アレルギーです。
鶏卵や小麦などがアレルゲンの場合、給食も配慮しなければなりません。
本当なら食べられる量までなら積極的に食べるべきですが、学校給食ではそういった微妙な量の調整はできません。
なので完全除去が一般的です。
また、自分が小学校に勤めているときに特定の花の花粉がアレルゲンという子どもがいました。
ユリの花の花粉で発症するということで、他の保護者が持ってきてくれて飾っていたユリの花もアウトになりました。
ただ、花粉さえなければいいということで、ユリの雄しべだけを切り取って活けていました。
花をくれた別の保護者には申し訳ないことでしたが、集団生活をしている以上一人でも体に不調が出ることはやめなければなりません。
こういった判断も、現場や医療機関で十分相談する必要があります。

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